ツイッター上にドミネーターを作りたい
Creating The Dominator on Twitter
序章
先日こんなニュースがあった。
パパ活のツイートに対して、警察が直リプすることで、自粛を促すというようなものだ。
実際に、県警のツイッターを見てみると、多くのリプを送っていることがわかる。
これらがどうやって行われているかはわからないが、おそらくはキーワード等で自動でツイートを収集してきて、自動でリプライを送っているのだと思われる。
最終的には人が判定しているのかもしれないが、ほとんどbotとして運用しているのではないのだろうか。
これってツイートを監視してるようなもんなのでは
まだ、特定のキーワードに返信しているだけのbotにすぎないわけだけれども、AIの分野が発達していくにつれて、その精度や返信の内容も巧妙化していくことが予想される。
つまり、ドミネーター作れんじゃね
この警察が作ったbotは、犯罪に巻き込まれそうなツイートを見つけて、未然に防ごうとしているわけだ。
それって、PSYCHO-PASSの世界の考え方に近いんじゃないだろうか。と思えたりもする。
ドミネーターとはなんぞや
アニメ PSYCHO-PASS サイコパス シリーズに登場する特殊な拳銃である。
公安局刑事課の刑事達が使用する、犯罪者・潜在犯を裁くアイテム。
『ドミネーター』は支配者を意味する。
低殺傷弾を撃ち出す「パラライザー」殺傷弾を撃ち出す「エリミネーター」最大威力の「デコンポーザー」の三種のモードがあり、パラライザー以外では銃が変形する。
犯罪係数が一定に満たない対象に銃口を向けた場合、トリガーはロックされて発砲ができなくなる。
『パラライザー<エリミネーター<デコンポーザー』と威力・危険性・法的規制が上がる関係もあり、(基本的に)犯罪係数300未満の相手にはエリミネーターは起動出来ない。
対象の犯罪係数が上昇、もしくは降下すると「対象の脅威判定が更新されました」の音声と共に随時モードも変化する。
ドミネーターの照準を当てると、犯罪係数が測定され、100~299がパラライザー、300~でエリミネーターが起動する。100未満は発砲できない。デコンポーザーは人間以外が対象となっている。
やりたいこと
あらためてやりたいこと
①犯罪につながりそうなツイートを抽出し、
②ツイートの犯罪係数を測定し、
③ドミネーターbotがリプライする
目標を大きくしたらこんな感じですね。
現実的な実装目標
とはいえ、まずは最初にあげた警察のアカウントがやってるようなことを模倣するのがいいのかなと思います。
まだ構想段階なので、参考になりそうなURLを貼ります。
①ツイートを集める
言語処理系なので、なんとなくPythonが良さそうということで探してみました。Tweepyはまだ使えるんですかねぇ
②犯罪係数を測定する
最初はランダムでも言いような気がしますが、イメージとしてはこのような感じです。
ちなみに犯罪係数は、英語だと Crime Coefficient のようです。
完全ランダム(テキスト無視)だとこんな感じですかね。これだとエリミネーターの確率高いですがww
# import random
text = "ほげほげ"
# 犯罪係数を取得する
def get_crime_coefficient(tweet):
crime_coefficient = 0
# ここで計算する
crime_coefficient = round(random.uniform(0, 832),2)
return crime_coefficient
print(get_crime_coefficient(text))
③リプライする
取得した犯罪係数に基づいて、リプライを作成します。
文言は以下のような感じでしょうか。
改変いれましたが、パラライザーが見直し、エリミネーターが削除になるんでしょうか。
アカウントそのものの停止みたいなのもありますがw
100未満の場合
『ツイートの犯罪係数:(測定した値)
犯罪係数(アンダー)100、執行対象ではありません。
トリガーをロックします。 』
これリプいる・・・?\(^o^)/
100以上300未満の場合
『ツイートの犯罪係数:(測定した値)
犯罪係数オーバー100 執行モード ノンリーサル パラライザー 落ち着いて照準を定め 対象のツイートを見直して下さい』
300以上の場合
『 ツイートの犯罪係数:(測定した値)
犯罪係数オーバー300 執行モード リーサル エリミネーター 慎重に照準を定め 対象のツイートを排除して下さい』
リプにリプが来た場合
『 対象の驚異判定が更新されました。 』
リプのリプに対してまたドミネーター計測できたら楽しそうですよね←
まとめ
いずれいろんなツイートにリプライとかが飛んでくる時代が来るのでしょうか
技術的な進展があったら、qiitaにでも書いてみようと思います。
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